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michinari

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仏壇について

かつては家を建てるにしても買うにしても、まずはご先祖様をお迎えする仏壇を買い、家のどこかに仏間を作ってお祀りするのが当然でした。
けれども、昨今は子供が成人して家を出る時の考え方としては、ご先祖様は実家、あるいは家系を継ぐ者の家にいらっしゃるという意識になっていますので、一か所にだけ仏壇があるのが正しいという認識に変わってきています。

ご先祖様から連綿とつながってきた先に自分という存在がいることを思うと、実家でなくてもお祀りして手を合わせ、毎日お水やご飯をお供えしたり、何かと話しかけたりといったことをしてよいのですが、その必要性を感じない人や、そもそもそうすべきであるということに気づいていない人が大半です。
そのため、結果的には実家に帰った時にだけ手を合わせるということになり、かつてほとんどの家にあったはずの仏壇がない家の方が多くなってしまったというわけです。

モダンな仏壇
出典:https://koundou.com/items/detail?itmid=SS000051&src=%E4%BB%8F%E5%A3%87+%E3%83%A2%E3%83%80%E3%83%B3より

核家族化が進んだ今は、家族の中から誰かが亡くなって仏様となった時に初めて家に仏壇ができると考えられます。
昨今はリビングに置いても違和感のないモダンな造りのものが増えてきており、仏間に鎮座させるのではなく、常に家族が集まるリビングに設置したいという要望が増えてきています。

モダンな仏壇 16号 屋久杉II

確かにきちんとした仏間をこしらえ、そこに昔ながらの正統派の形のものを据え付けてもらったけれど、仏間のある部屋を利用している家族がいる場合、滅多に部屋に入らないために必然的に手を合わせるということをしなくなりがちです。
また、何か美味しいものを買って来たらまずお供えと思っても、仏間に行くのが面倒だったり、家族の誰かの部屋と一緒になっていることから、入っては悪いという気持ちになってしまうこともついつい足が遠のく原因になります。

コンパクトでモダンな仏壇が人気

そんなこともあって最近はリビングに合うモダンなものから、仏間をわざわざ作らなくても、棚の上などに置いてお祀りすることができるコンパクトなタイプが人気を集めています。
言われなければ仏様をお祀りしているとは気づかない洒落た家具のような造りになっていて、時代の変化をこうしたところで感じることでしょう。

初めて購入する場合であれば、最初から家族みんながいつでも気兼ねなく手を合わせられる場所に取り付けられますし、さらにリビングの雰囲気にマッチするのはもちろん、雰囲気をよくしてくれそうなおしゃれなデザインを選ぶこともできます。

リビングの仏壇
出典:https://www.memotoyo.jp/%E4%BB%8F%E5%A3%87%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%81%99/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E4%BB%8F%E5%A3%87/より

おしゃれモダンなスタイルで作られたタイプが多く選ばれるようになったことを受けて、すでに仏間があり、昔ながらの形で鎮座しているタイプを買い替えたいと考える人も増えてきました。
子供が成人して結婚することになれば、実家を出て別に世帯を構えるのが当たり前ですので、仏さまをお祀りするのは必然的に実家に残った親ということになります。

高齢者が長生きするようになれば1階のほうが都合が良い

高齢者が長生きするようになったとはいえ、二階に仏間があると高齢の身では階段の上り下りが大変になることから、ついいつも一階にいて仏様と離れて暮らす時間が長くなってきてしまいます。
美味しいものを食べるときや、頂き物があったときなど、お供えしなくてはと思いながらもつい二階に上がるのが億劫で、まあいいかということになることが増えるでしょう。

一人暮らしのお年寄りの家庭であれば、いつか自分にお迎えが来た時には誰も住まない家になると考えると、子供に託せるようなコンパクトで小さな仏壇に買い替えたいという希望が多くなっていることにもうなずけます。

昔ながらのスタイルが正統派でいいとされた時代は過ぎ、今は家族のそばに置いておけるおしゃれなものが選ばれているということを知っていれば、初めて買う人にとっては大いに参考になるでしょう。

仏壇は大きいほうが良いというのは古い考え方です

また、大きければ大きいほど立派でいいという考え方をするお坊さんもいますが、家族はもちろん、人口そのものが減少している中にあっては大きな物にこだわる必要はないといえます。
むしろ世帯における家族の数が少なくなってきたからこそ、常に家族が集まるところに置けるおしゃれなタイプを選んだ方が、ご先祖様も喜ぶでしょう。

特に自分の親、子供たちにとって祖父母に当たる人をお祀りするのであれば、お水やご飯といった日々のお供えから、お菓子を買ってきたりもらったりしたときに必ずお供えできる便利なところに設置するのが、何よりの供養になります。

すでに立派な仏壇を仏間に設置している人たちが、今どきの和モダンな物に買い替えたいと考えるくらいですから、今後はますます従来のいかにもといった雰囲気のものではなく、これがそうなのと驚かれるような素敵な、あるいは斬新なデザインの物を選んでおいても問題はないでしょう。

リビングにおしゃれな家具が置いてあると思ったら、その正体を知ってびっくり仰天という来客も多くなると思われます。
とは言え、リビングにあれば手を合わせたいという人もきっと現れるでしょうから、むしろ歓迎すべき事だと言えるのではないでしょうか。

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