最終更新日 2023年3月27日
家具の分類に、「業務用家具」という分野があるのをご存じでしょうか。
事務所や、病院、劇場、学校、公民館などの公共施設、飲食店などの施設内で、不特定多数の人が利用することが前提となっている家具のことです。
家庭用の家具と、業務用の家具とでは求められているものが異なります。
★業務用家具の特徴 その1-丈夫で長持ち
業務用家具と、一般向けの家具の違いの一つに「丈夫さ、頑丈さ」があります。
不特定多数の人間に、繰り返し使用される業務用家具は、一般的な家庭用家具に比べて作りが頑丈に出来ています。
特に椅子は、テーブルなどよりも使用頻度が高く、直接見を預ける家具であるため、家庭用にはない頑丈さが求められます。
お客様が使用中に壊れてしまえば、お店の信用に関わるだけでなく、怪我などを負わせてしまう危険があります。その為、椅子には木製以外に、スチール製のものが多いのが特徴です。
★業務用家具の特徴 その2-サイズが大きめ
また、業務用の家具は、大きさが基準がちょっと変わります。
それぞれの業務でその家具を利用する利用者・利用パターン、利用ケースに応じて工夫されているのが普通です。
大きさも店舗と家庭では広さが違いますので、サイズは家庭用家具と比較して、業務用家具は大きくなりがちです。
お店を設計する際には、家具の寸法と、置きたい場所のサイズは測って確認しておきましょう。
(これは業務用家具に限った話ではありませんが・・・・・・。)
搬入口の確認も重要です、店舗の入り口はもちろんですが、搬入用の大きなエレベータが無いような施設・店舗の場合、人用のエレベーターに乗らない場合も考えられます。
家具を買ったはいいけど、搬入の段階でお店の入らなかった……。
こんな失敗談は良く耳にします。
どうしても入らなくて、仕方が無いので、入り口を壊して、家具を入れてから入り口を修理した。
なんていう話をありますので、サイズ感の違いには十分注意しましょう。
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