最終更新日 2023年3月27日
■ゴールドを分散投資に選ぶ理由
ゴールドは分散投資にも使えるので、出来るだけ資産を分散させた投資を考えるのであれば、これは資産の一つに考えた方がいいでしょう。
何よりも安全性が高いので、運用の主軸と考えてもいい商品という事になります。
資産を分散させることは運用の基本ともいうべきモノで、これによってリスクは取りながらも様々な事態に備えることが出来るという事にもなります。
多くの資産を分散させればさせる程、この分散によるリスクの拡散効果というのは大きな物になるので、これが出来るようになると安心して運用が出来るという事でも魅力的という事にもなるでしょう。
何故資産を分散させるとリスクが拡散するのかというと、これはリスクは一遍に全ての事に起きることは少ないという考え方から来ています。
確かに世の中には様々なリスクがあって、それらが起きることは考えられるのですが、そのようなリスクが別個に起きることはあっても、一遍に同じように起きるという事はなかなか考えられないという事があるというわけです。
例えば、ある物の価値が下がるという事が起きれば、別のモノの価値は高くなるという事が良くあります。
全体的に全てのモノの価値が下がるという事も可能性としてはありますが、そのような場合でもその国以外のものであれば、その価値が下がらないという事は考えられるところでしょう。
そして、何事にも影響を受けやすいものと受けにくいモノがあります。
ゴールドは極めて他からの影響は受けにくいと考えられます。
その理由は厳然とした価値があるからで、実質的に価値が顕在化しているので、他の値動きがあってもこれにはなかなか影響は及びにくいという事です。
例えば、株が大きく下がるという事があってもゴールドが下がるという事は基本的には関係がないはず。
むしろ、現金資産という事で注目を集めて価値が上がるという事があるかもしれません。
■ゴールドの価格変動はどうなのか
実態として、実物資産とも言われるぐらいですから、この価値は他からの影響は受けにくいという事になります。
勿論、それでも多少は影響はありますし、ゴールドそのものにも価格変動リスクはありますから、これによって価値が上下するという事もあります。
だからこそ利益もでるわけで、このリスクがそのまま利益の可能性を意味するものともなります。
このゴールドの価格に影響を及ぼす要因として大きなものとなるのが、金の採掘量という事が言えるのかもしれません。
これは新しい大きな金山が世界中から見つかるというような事になれば、価値が下がるという事も考えられますが、そのような事は昨今ではかなり厳しいと考えるしかないはず。
人類はことのほかこの金属が大好きですから、世界で大陸が見つかったり、無人島が見つかったりする度にこうしたものを探しに行く人が出てきて、様々なものを見つけるという事がありました。
ですが、人類は世界地図もかけるようになり、まず地球上で人類が把握していないような大陸は無くなったと考えていいでしょう。
無人島のような所はあるかもしれませんが、そのようなところに金山があるという確率は極めて低いということにもなるはずです。
ですから、凄い埋蔵量の金を見つけるという事は極めて難しい状況になったと考える他ありません。
ですから、価格下落のリスクというのは限定的だと考える事も出来るというわけ。
■重要豊富なゴールドは分散投資に向いている
更には、金には様々な実需が見つかっているという事があります。
この金属が極めて独特な性質があるという事は分かっていますが、最近ではその導電性の高さに注目も集まっていて、高価であることは分かっていますが、これ以上の導電率の物質は見つからないという事で、大量の電気を通すようなところには、金が使用されるようになっています。
CPUをコントロールするような基盤には大抵使用される事になったといって良いでしょう。
つまり、此処で工業品を作るのに必ず必要になるという実需も出てきたわけです。
美術品や工芸品には昔から使用されていて、様々な装飾品と共に昔からよく出てくる埋蔵品などでも良く知られるところでしょう。
つまり、見ていて綺麗だと感じさせる美しさがあるのがこの金属の凄い所でもあるという事です。
当然美術品などで使用されるのは当たり前という事にもなるでしょう。
という事は、工業でもサービス業でも必要とされるということになり、もうその価値はそう簡単には無くならないという事にもなります。多目的に利用されるという事は一つの目的が無くなったとしても、その影響は受けにくいというわけです。
※ ゴールドリンク求人情報 より引用
この考え方は分散効果にも似ているモノがありますが、このような事を考えても分散投資に向いているという事は確かでしょう。
後はいつ買うのかという事を考えるしか無いのですが、これについては、様々に考え方が出来ますが、どんな考え方でも結果は分かりませんから、最終的には自分で責任を取るという事を考えて運用を始めていくしかないはずです。