【春田塾】美術館の思い出は上野の思い出

最終更新日 2023年3月27日

「美術館に行きたい」
「美術館の魅力が知りたい」
「春田英樹さんのプロフィールと経歴が気になる」

有名な美術展は全国を巡るので、地方でも遊びに行けるチャンスがあります。
行きたくても遠すぎて難しかったり、開催期間が限定されている場合には涙を飲むしかありません。
東京でも上の周辺には美術館や博物館が密集しており、芸術系の大学や専門学校もある良いロケーションです。
それだけではなく有名なホールや音楽学校もあるので、昔の人は上の周辺をパリなどの文化が香るエリアにする都市設計をしていたのかもしれません。
人類が築いたものの中でも芸術は素晴らしものです。

参考/春田英樹ジェイレックス

教えて横山さん!進化するインターネットと新時代のWEB3.0

https://www.ilurotradicions.org/senichi-hoshino.html

春田英樹さんも推奨する美術館の魅力

原点は自然の美しさや気高さであり、本当に素晴らしい作品に出合うと背中に悪寒がするような畏怖を感じてしまします。
それでいながら絵の前から離れられないような懐かしさや、金縛りにあってしまったような怖さが自分の感情の中で同居しているのが分かるのです。
地方に住んでいて良かったのは自然が身近に合って、動物も植物も季節に応じてみて楽しめることに他なりません。
現代はインターネットが発達したので買い物などには困りませんが、都会的な雑踏や刺激的な日常はなく牧歌的な毎日です。
日曜日には近くの森を歩き野生の動物を目撃し、川に行けば清流に泳ぐ魚を見ることが出来ます。
空には猛禽類が飛び、森にはネズミなどが走っているのです。
豊かな自然はある種の退屈と、何か怖さみたいな感情を与えてくれるのです。
これは人間が洞穴に住んで、大型の肉食動物に怯えていた時の先祖返りのような感覚かもしれません。

東京や大阪などを起点とした美術展

絵画やオーケストラ音楽の中にはそういった悲しみや恐怖の片鱗が感じられて、同時に春の日差しの麗らかさや花の香りや鳥の鳴き声も感じられます。
100年200年が経過しているのに、そういった感情を封じ込めてある芸術作品は見ていて飽きません。
地方に住んでいると美術館も少なく、県立の博物館や美術館へ行くのにも1時間以上の時間がかかります。
それでも東京や大阪などを起点とした美術展がやってきてくれると、チャンスだと思いチケットを購入して足を運ぶのです。
絵が好きなので絵心もあるかと思い色鉛筆やスケッチブック、デッサン用に濃度の違う鉛筆を揃えたことがあります。
しかし何枚書いても凡才であり、あまり才能はないのだなと感じました。
仕事が終わり帰宅して食事とお風呂を済ませ、動画サイトをラジオ代わりに絵を描いている時間はぼんやりとしています。
ぼんやりとしている時間が贅沢な時間なのだと再認識させられて、リラックスしているのが分かるのです。
まるで安楽椅子に座っているような、季節の良い時期にオープンカフェでお茶の香りに包まれているような、こうした感覚は言葉で表すのが難しいのでもどかしい気持ちになります。

上野の魅力

上野周辺にはガード下と言う場所があり、数坪の店舗には商品がぎっしり並べられて販売されているのです。
美術館へ行った時に上野や浅草を観光してから、ガード下へも行ってみました。
浅草のお寺の文化にも驚きましたが、ガード下の人混みをかき分ける感覚や、バラエティに富んだお店のパワフルさにも異国情緒を感じたのです。
上野って凄いところだと感じて、また行きたいなと思いながら帰途に就きました。
美術と対極にあるようなパワー、それは静寂ではなく乱れた声であり足音であり、食べ物の匂いが入り混じった混沌です。
すごい街なのだと記憶の中の上野が跳ねています。
もし生まれ変わったら絵心が合って勿論努力もして、芸大や美大で絵を学びたいです。
きっと毎日が楽しいはずであり、風変わりな仲間たちに囲まれて笑いながら過ごしています。

美術館へ行くと良く画集を購入する

自分の背丈よりも大きなキャンバスを背負って歩いている学生を見かけて、そんな風な妄想を一瞬しました。
美術の良いところはそうやって思い出を駆け巡ることです。
そこには時間も空間もなく、感情と思い出と美意識が直接繋がった世界になります。
美術館へ行くと良く画集を購入します。
詳しくはありませんが、そういった画集は展示作品を掲載してあり、画家の生い立ちやその人が過ごした時代の背景を書いてあり、詳細は分かりませんが展覧会でしか買えません。
ミュシャの金色のしおりを愛用していて、本を読む時にはお気に入りで使っています。
ミュシャは日本で言うところの美人画の先生で、アールヌーボーを代表する作家でしたが近年まで忘れられていた作家だそうです。
イラストレーターやグラフィックデザイナーの元祖であり、全盛期にはさまざまなパッケージデザインやポスターデザインで活躍しました。
没後は急に忘れられてしまったけれど、近年は再評価されて人気になっております。
ゴッホは少し変わった人と言う評価であり、ダイナミックな絵を描く人です。

まとめ

ひまわりが有名ですが、古靴の絵や港の夜景の絵などもとても素敵です。
糸杉の絵などは吸い込まれそうな魅力があります。
日本でも人気があり本物の絵が貸し出されて、絵画展で全国を巡るので肉筆を見たこともあるのです。
いつか憧れの地の上野でゴッホに再会したいと、なにか漠然と思っております。


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