【解説】ベンチャー企業に向いている人と向いていない人の特徴を知ろう

最終更新日 2023年3月27日

就職活動を進めていく中で、ベンチャー企業と呼ばれる言葉を聞いたことがある人は多いかもしれません。
しかしどのようなものなのか実際にはよくわからない、自分が向いているのか向いていないのかがわからないと言う声が多く聞かれることでしょう。
大手企業の方が良いと言う声は多く聞かれますが、自分に合っているのであればベンチャー企業も1つの選択肢に該当します。
詳しくどのような内容なのかを把握し、企業の選択肢の幅を広げることも1つです。

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そもそもどのような企業なのかと言うと、定義は様々なものの、簡単に説明すると独自の技術や製品によって急成長をしている企業、創業からそれほど年月が経っていない、比較的小規模であるなどのことが該当することでしょう。
一概には言えないものの、これらの条件が揃っていればほぼ間違いなくベンチャー企業と言っても良いといえます。

ベンチャー企業に向いている人

このようなベンチャー企業に向いている人には特徴があると言えるでしょう。

将来独立を考えている人

その特徴に挙げられることとしては、将来独立を考えている人が挙げられます。
若いうちから経営者の近くで仕事をすることができる企業であるため、独立したいと考えている人は就職するにあたり非常に向いていると言えるでしょう。
自分のやり方次第で大きな最良の仕事を行うことができるため、成長スピードは大手企業と比べた場合にはかなり早いものとなります。
経営者の近くで働くことができ、大きな裁量が持てる環境において仕事ができることから、将来独立を考えている人は非常に向いているとわかります。

負けず嫌いな人

そして2つ目にあげられるのは負けず嫌いな人です。
基本的には実力社会であることから、周りに絶対に勝ちたいと言う考えがなければ置いていかれてしまいます。
しかし反対に説明すると、負けず嫌いな性格であれば、どんどん自分なりの成績を打ち出し昇格し、リーダーや新規事業の立ち上げなど、大手では、任せてもらえないような仕事を、早くから任せてもらえる可能性も考えられます。
これが社内での活性化にもつながり、社員にとっても会社にとっても相乗効果が得られるのです。

若いうちから稼ぎたいと考えている人

そして3つ目には若いうちから稼ぎたいと考えている人が挙げられます。
出来る限り給料が高いところが良いと思っているけれども、大手とベンチャーであれば、圧倒的に大手の方が稼げそうだと思う人は非常に多いものです。
しかし実際のところ、特に入社1年目となると、ベンチャーの方が給料が良いケースが多いのです。
自分の実力によって昇格も大手と比べると圧倒的に早いことから、自分の頑張り次第で給料が支払われることになります。
自分の力に自信があって給料をたくさん稼ぎたいと考えているのであれば非常に向いています。
大手ではほぼありえないような役員と言う大きなポジションに登りつめることもできるでしょう。

道なき道を行くのが面白いと考える積極性がある人

そして4つ目には道なき道を行くのが面白いと考える積極性がある人が挙げられます。
若いうちから新規事業や支店の立ち上げなどに関われることが非常に多く見られます。
マニュアル等もないため、自分で積極的に考え試行錯誤を繰り返しながら進んでいく必要がある点も、大企業と比べるとかなり多くなります。
手探りで道なき道を進まなければならず、この点が面白いと考えられる人は非常に向いています。
ベンチャー企業とよく似た概念を持つ者としてスタートアップ企業と呼ばれるものがあります。
こちらも1つの参考にするのも1つの手段と言えるでしょう。

仕事が好きな人

そしてなんといっても仕事が好きな人です。
大企業と比べるとベンチャーにおいては仕事の量が圧倒的に多くなります。
このようなことから学生時代にインターンシップやアルバイトなどで進んで仕事をしていた、やりがいが感じられたと思う場合には非常に向いています。
自分で自らが考えて行動する、主体性が求められるため、仕事が楽しく自分からどんどん動いていく人は非常に向いているのです。

ベンチャー企業に向いていない人

反対に向いていない人の特徴があるのも実情であり、それは安定志向な人が挙げられます。
ベンチャーは不安定である点は、検討する際に一番心配になる点です。
長い間勤務することで昇給ができ、福利厚生がしっかりしている大手の方が確かに安心かもしれません。
しかしベンチャーの場合には将来的に大きな成長を遂げられる可能性があり、成績を残さなければ昇給も難しく、福利厚生も整っていないので不安定とも言えるでしょう。
このようなことから安定志向であればベンチャーには向いていません。
しかし現在の世の中では、超大手企業が大量のリストラをしたり倒産するのをニュースで目の当たりにすることもあるでしょう。
安定を企業ではなく自分の成長に求めることも1つの手段です。
このような考え方で、ベンチャー企業を選ぶ就活生も非常に多く見られます。

まとめ

その他にも会社名に価値を感じる、仕事に対して自動的である、マニュアルに沿って仕事をしたいという場合にも、あまり向いてはいないと言えるでしょう。
中にはベンチャーであり大手でもあるメガベンチャーと呼ばれる企業があるのも実情です。
こちらも選択肢の1つに当てはめてみるのも良いものです。


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